環境

Keppel Data Centresら、シンガポールにおけるCCUS開発にむけMOUを締結

投稿日:2020/07/14

記事カテゴリ:CO2利用分離回収貯留

シンガポールにおけるCCUSシステム開発促進に向け、Keppel Data Centres、Chevron、Pan-United、Surbana Jurongが了解覚書(MOU)を締結しました。各社が協力し、クリーンでエネルギー効率の高いCCUSシステムの開発を促進することを目的としています。この共同開発は、シンガポール政府機関であるNational Research Foundationも支援しています。

共同プレスリリースによると、本MOUに基づき、4社は共同で新技術を伴う CO2回収技術を選定・開発し、2050年までにはシンガポールにおける排出量を半減させ、今世紀後半には実質ゼロ排出を達成することを視野に入れているとしています。

現時点で候補となっているのは、高分子膜によるCO2分離でCO2を回収する方法のようです。
プレスリリースでは回収したCO2の貯蔵先について、液相状態にしてパイプラインネットワークにおけるエネルギー輸送媒体としての利用や、固相状態にして不使用となった貯留タンクや地下洞窟に貯蔵する可能性が示されています(「CO2 sequestration」の手法として、EORや地中貯留がシンガポールでは立地的に難しいため、これらの方法が紹介されています)。

さらに、CO2利用方法として、以下の3つの用途が検討されているようです。
・コンクリート製造に利用
・炭酸塩鉱物化して建材に利用
・グリーンメタノールの製造に利用

詳細は以下をご覧ください。


シンガポール政府機関NRFによるプレスリリース
https://www.nrf.gov.sg/docs/default-source/modules/pressrelease/media-release-on-ccus.pdf

関連ニュース
https://www.eco-business.com/news/singapore-plans-carbon-capture-tech-to-curb-climate-impact-of-heavy-industry/

https://www.gasworld.com/industry-players-collaborate-on-singapore-ccus-project/2019447.article

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