CO2貯留技術は、火力発電所やセメント工場などの大規模発生源から排出されるCO2を回収し、地中や海洋に貯留する技術です。この技術は、実質的に大気へ排出されるCO2の大規模な削減が可能であるため、有力な地球温暖化対策技術の一つとして注目されています。
また、本技術によって貯留されたCO2量は将来的に、国別排出量の削減分として計上される予定で、今後、クリーン開発メカニズム(CDM)としての可能性も高まりそうです。
1000m以深の不透水層の下部に位置する安定した地層(塩水層など)に、CO2を注入し、貯留する技術のことです。陸上および海底下の地層が候補地として選択されています。地中へのCO2注入は、枯渇した油層にCO2を注入し、石油の生産量を増進させる石油増進回収法(EOR)として、長年商業的に実施されています。
海洋隔離には、以下の技術が提案されています。
CO2を炭層に圧入し、炭層表面にCO2を吸着させます。同時に、炭層に吸着されていたメタンを分離し、回収してエネルギー源として利用することも検討されています。
CO2貯留プロジェクトは、諸外国で実施される場合が想定されるので、各国の法規制や国際条約を考慮する必要があります。また、住民の合意を得てプロジェクトを円滑に勧めるためには、プロジェクトのリスクと有用性を適切に評価することが重要です。JANUSは主に以下の分野でCO2貯留プロジェクトをお手伝い致します。