サービス情報

2011/10

温室効果ガスの削減へ向けたバイオマス発電プロジェクトを開始しました。

2011年10月
温室効果ガスの削減へ向けたバイオマス発電プロジェクトを開始しました。
●業務背景
  日本は、温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減する目標を掲げています。東日本大震災以降、特に自然再生エネルギーを用いた分散型のエネルギーが注目されていますが、森林大国の日本においては、これまでにも木質バイオマスの有効利用が随所で検討されてきました。しかし、広く薄く分散する木質バイオマスは、効率的な収集や必要量の確保に課題があることから、事業化までに至る事例は限られていました。このような背景を踏まえ、森林バイオマスを利用した事業も含めた新エネルギー事業の普及拡大を目的に、環境省において「チャレンジ25地域づくり事業」の公募が行われました。

●チャレンジ25地域づくり事業
  当社は、上記「チャレンジ25地域づくり事業」の公募において、山形県庄内地方を対象に「木質バイオマスガス化コージェネレーションシステム」を利用した実証実験事業を提案し、採択に至りました。
  提案では、木質バイオマスの効率的収集や必要量確保のため、山林から発生する除間伐材のみならず、果樹剪定枝や流木等を原料として使用することとしました。これらの木質材料をチップ化したものを原料として、ヤンマー社製の「木質バイオマスガス化コージェネレーションシステム」により、近接する農業用ビニルハウスへの電力及び熱供給と、訪問入浴車や温水プール等への温熱供給を行います。熱と電力を供給することで高い事業性・採算性を目指しており、一連の実証試験を3年かけて行う予定です。1年目の今年は、設備の設置までを実施します。

実証試験概念図