オランダPorthosプロジェクト、貯留許可と排出許可を取得
2025年04月04日
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オランダで大規模CCSシステムを開発するPorthosプロジェクトは、オランダの経済気候省(EZK)から貯留許可を取得し、さらに排出庁(Dutch Emissions Authority:NEa)から 排出許可を取得したことを明らかにしました。
排出許可がCCSプロジェクトに付与されたのは、オランダのみならず欧州連合(EU)で初の事例ということです。PorthosはCCSプロジェクトであるためCO2をほとんど排出しませんが、欧州排出量取引制度(EU-ETS)に参加するためには排出許可が必要となるとしています。排出許可の要件には、受け取ったCO2と貯留したCO2に関するNEaへの年次報告が含まれます。
安全なCO2貯留に関する関連要件の遵守は、鉱山監督局(SSM)が監視するとしています。
詳細は以下をご覧ください。
Porthosによるプレスリリース
https://www.porthosco2.nl/en/nea-grants-first-emission-permit-for-co%e2%82%82-storage/
関連ニュース
https://carbonherald.com/netherlands-grants-first-co2-storage-emissions-permit-in-the-eu/