サービス/技術
JANUSは、放射性物質等の汚染物質が海に漏洩した場合に、当該海域の流動場を計算し、汚染物質等の拡散を予測することが可能です。予測に当たっては、当該海域で調査された、流れ、水温・塩分、水位、風等のデータを解析し、海域の特徴を把握し、海域の流れを計算します。この計算結果を用いて汚染物質を海域の拡散予測を行います。また、海底掘削の際のカッティングによる海水中の濁りおよび海底への再堆積の予測も、対象海域の流れ場を計算し、土砂の粒子に対して粒子追跡法を適用して濁り及び土砂の再堆積厚さの予測を行います。JANUSは、これらの技術を用いて、海洋環境の保全を支援するサービスを提供します。
JANUSは、原子力関連施設等に係る海洋拡散・被ばく評価、海洋投棄や海底の掘削における土砂等の濁り/再堆積厚さの予測評価において多くの受注経験を有しています。また、市販及びオープンソースの海洋流動コードを用いた流動モデルの計算実績もあります。さらに、原子力関連施設周辺の海象調査及び調査データの解析等の実績もあり、シミュレーション結果のデータ検証取得のための調査計画を立てる経験を有しています。したがって、お客様のニーズに合わせた様々な解析や予測計算を提供することが可能です。
調和分解による主要4分潮 | 解析の流れ |
ネスティング手法による近傍域〜遠方域の流れの計算結果例
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防災・被ばく評価