AtmosClear、BECCSによる炭素除去のオフテイク契約をMicrosoftと締結

2025年05月09日

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米国のエネルギーインフラ企業Fidelisの子会社AtmosClearは、バイオエネルギーCO2回収・貯留(BECCS)により15年間で675万トンの炭素除去を実施する契約をMicrosoftと締結したことを発表しました。
 
AtmosClearは、ルイジアナ州Greater Baton Rouge港にCO2回収施設を開発しています。この施設は、サトウキビの残渣や、森林管理から生じた間伐材などの持続可能な資材を用いてバイオマス発電するとともに、年間68万トンのバイオ由来CO2を回収し、恒久的な貯留またはその他の合成燃料の原料などの用途に利用するとしています。2026年に建設を開始し、2029年に商業運転を開始する計画です。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
Fidelisによるプレスリリース
https://www.prnewswire.com/news-releases/fidelis-atmosclear-signs-agreement-with-microsoft-for-high-quality-carbon-removal-from-project-in-louisiana-302428296.html
 
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https://carbonherald.com/microsoft-inks-the-worlds-largest-permanent-cdr-deal-with-atmosclear-and-fidelis/