カーボンクレジット認証機関Verra、バイオエネルギーからのCO2回収に関する方法論を公表

2025年05月12日

記事カテゴリ:

ボランタリークレジット認証大手の米国Verraは、Verified Carbon Standard (VCS) のためのCCS方法論(VM0049)v1.0に基づく新たなモジュールと2つのツールを公表しました。

今回新たに公表されたモジュールは「VMD0059:バイオエネルギーからのCO2回収」で、このモジュールによりVCSプログラムにおけるBECCSプロジェクトの開発と登録が可能になります。また、CCS方法論(VM0049)が対象とするすべてのモジュールで使用可能な、以下の2つのツールもリリースされています。

・VT0012:CCSプロジェクトにおける非VCSのCO2算定

・VT0013:CCSプロジェクトにおける削減量と除去量の区別

Verraは、2024年10月にCCS方法論(VM0049)v1.0に基づく最初の3件のモジュールを公表しており、今回のモジュール公表はこれに続くものです。

・VMD0056:大気からのCO2回収(DAC)

・VMD0057:CCSプロジェクトのためのCO2輸送

・VMD0058:塩水帯水層および枯渇炭化水素貯留層へのCO2貯留

詳細は以下をご覧ください。

Verraによるプレスリリース

https://verra.org/verra-releases-second-set-of-modules-and-tools-for-carbon-capture-and-storage/