Gevo、BiorecroとCDRクレジット販売契約を締結
2025年10月10日
米国のバイオ燃料製造企業Gevo, Inc.は、同社子会社のNet-Zero Richardton, LLCがBECCSに重点を置くプロジェクト開発企業Biorecro North America, LLC(Biorecro)と、CO2除去(CDR)クレジットの商業化を目的としたCDR販売契約を締結したことを発表しました。
本契約は、North Dakota州にあるGevoのエタノール製造施設で創出され、Puro.earthによる認証を受けたボランタリーCDRクレジットを対象としており、今後5年間でGevoに約2,600万ドルの収益をもたらすと見込まれています(取引量を拡大する可能性あり)。GevoとBiorecroは、このCDRクレジットが、排出削減が困難な企業に対し、迅速かつ実用可能なソリューションを提供するとしています。
GevoはBECCSおよび産業規模のCDRプロジェクトの一つとしてNorth Dakota州の拠点で、2022年以降、年間最大16万5,000トンのCO2貯留が認証されています。Puro.earthによる認証では、1,000年以上の耐久性など、顧客が求める主要な品質パラメータに関する厳格な基準を満たしています。
詳細は以下をご覧ください。
Gevoによるプレスリリース
https://investors.gevo.com/news-releases/news-release-details/gevo-executes-deal-biorecro-accelerate-multi-year-carbon-credit
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https://carbonherald.com/gevo-and-biorecro-to-commercialize-cdr-credits-from-north-dakota-facility/