Schneider ElectricとClimeworks、31,000トンのCDR契約を締結

2025年10月15日

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デジタルオートメーションとエネルギー管理を専門とするフランスのSchneider ElectricとスイスのDAC開発企業Climeworksは、2039年までに大気中から31,000トンのCO2を除去する契約を締結したことを発表しました。これは、Schneider Electricにとって初の高耐久性のCO2除去装置の購入であり、Climeworksにとって過去最大のポートフォリオ契約となります。
 
本契約において、ClimeworksはSchneider Electricに代わり、3つの高耐久性ソリューション(DACCS、CO2回収・貯留を伴うバイオエネルギー、岩石風化促進法(ERW))を通じて、31,000トンのCO2を除去します。これらのソリューションはいずれも、数千年にわたりCO2を貯留/固定することが可能としています。
 
本契約により創出されるCDRクレジットは、Schneider Electricの目標である2050年までにバリューチェーン全体でネットゼロを達成し、2030年までにスコープ1およびスコープ2のCO2排出量を2017年比で90%削減するための取り組みの一環となります。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
Climeworksによるプレスリリース
http://climeworks.com/press-release/schneider-electric-and-climeworks-sign-31000-ton-cdr-agreement
 
Schneider Electricによるプレスリリース
https://www.se.com/ww/en/about-us/newsroom/news/press-releases/schneider-electric-and-climeworks-sign-31-000-ton-high-durability-carbon-removal-agreement-68ca97a412177ee69900a743
 
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https://www.esgdive.com/news/schneider-electric-inks-carbon-removal-deal-with-climeworks-dac-bioenergy-enhanced-rock-weathering/760650/