台湾環境部、CO2貯留開発戦略を策定

2025年10月30日

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台湾環境部は、台湾、日本、政府、学界、研究機関の専門家を集め、「ネットゼロの鍵となる力:CCS国際フォーラム」を開催し、国家CCS戦略、将来を見据えた技術、社会とのコミュニケーションなどの重要なテーマについて深く意見交換し、CO2貯留開発戦略を共同で策定したことを発表しました。
 
台湾の環境副部長は、CCUSは台湾の「2050年ネットゼロエミッションへの道筋」における重要な技術であり、2035年までに600万トンの炭素削減貢献が計画されていることを強調しました。また、台湾と日本は地質条件や産業構造が類似しているため、日本のCCS開発に関する経験は非常に貴重であると述べました。
 
環境部は現在、気候変動対応法に基づき、貯留サイトの申請と管理を規制するためのCCS管理規則を策定していることも明らかにしています。また、複数ケースにおける将来の環境影響評価の包括的な指針となる政策環境影響評価も実施しています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
台湾環境部によるプレスリリース
https://enews.moenv.gov.tw/page/3b3c62c78849f32f/88725cb9-4ca6-47f3-819c-0ab34c0d1b25
 
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https://www.taipeitimes.com/News/taiwan/archives/2025/10/11/2003845298