日本海事協会、船上CO2回収貯蔵装置ガイドライン第2版を発行
2025年11月14日
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日本海事協会(ClassNK)は、膜分離法による船上CO2回収貯蔵装置を想定した「船上CO2回収貯蔵装置ガイドライン(第2.0版)」を発行したことを発表しました。
ClassNKは、アミン吸収法による船上CO2回収貯蔵装置に関する要件を記載した「船上CO2回収貯蔵装置ガイドライン(第1.0版)」を2023年に発行していますが、今回発行した第2.0版では、膜分離法による船上CO2回収貯蔵装置に関し、装置の開発や船舶への搭載時に考慮すべき要件を規定しています。膜分離法はアミン吸収法と比べCO2回収に必要な電力使用量が少なく、アミン水溶液を常備する必要がないことが特徴です。
また、CO2回収貯蔵装置に求められる基本的な機能要件を再整理し、回収技術に拠らずに共通する要件を抽出することで、回収技術方式を問わず適用可能すべき汎用的な要件として、まとめたとしています。
詳細は以下をご覧ください。
ClassNKによるプレスリリース
https://www.classnk.or.jp/hp/ja/news.aspx?id=14242&layout=1&type=p
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