Verdox、ノルウェーのアルミニウム製錬所でCO2回収初期試験に成功
2025年11月25日
電気スウィング吸着によるCO2回収技術を開発する米国のVerdoxは、ノルウェーのアルミニウムおよび再生可能エネルギー企業Hydroと共同で、電化型CO2回収技術の初期試験に成功したことを発表しました。この試験では、大規模実証試験および将来の商業展開に向けた準備として、アルミニウム製錬所から排出されるCO2を直接回収できることを実証しました。
アルミニウムの一次電解製錬は、CO2を大量に消費するプロセスであるにもかかわらず、発生する排ガスのCO2濃度はわずか1%程度であるため、CO2回収が困難となっています。さらに、排ガスに不純物が存在するとより複雑となります。そのため、Verdoxの電気化学的アプローチは、これらの課題を克服する特別な設計となっています。
ヨーロッパ最大の一次アルミニウムの製造施設であるHydroのSunndal工場で2か月間実施されたこの試験では、VerdoxがCO2濃度1%の排ガスからCO2を回収できることが確認されました。アルミニウム製錬所の排ガスに一般的に含まれる汚染物質の影響は記録されなかったとしています。
Verdoxは今後、2027年に最初の実証ユニットを展開し、2029年には商業運転を開始する目標を掲げています。
詳細は以下をご覧ください。
Verdoxによるプレスリリース
https://www.businesswire.com/news/home/20251110789998/en/Verdox-Demonstrates-Electrochemical-Carbon-Capture-From-Aluminum-Smelting
関連ニュース
https://carbonherald.com/verdox-trial-proves-all-electric-co2-capture-from-aluminum-emissions/



