欧州委員会、データセンター廃熱利用で水浄化とDACの可能性に注目
2026年04月10日
欧州委員会環境総局は、米国のStanford大学と先端研究プロジェクト庁に所属する研究者らが公表した以下の研究論文に注目し、公式サイトで参照しています。
Diaz-Marin, C., D. and Berquist, Z. J. (2025) Flipping the switch: carbon-negative and water-positive data centers through waste heat utilization. Energy & Environmental Science (18): 8403-8413. DOI: 10.1039/d5ee02676h
本研究は、データセンターの廃熱を利用して水浄化とCO2回収を行うことで、水資源を有効活用しながらCO2排出量を抑制できる可能性を示しており、AIの環境負荷を低減できる可能性があることに注目しています。
本研究によると、気候変動への影響と経済性の両面において、最も有望なデータセンターの廃熱用途は以下の2つであることが示されたとしています。
・データセンターの廃熱を利用したDACにより、年間約50~1000メガトンのCO2を除去
・データセンターの廃熱を利用した水浄化技術は、海水や汽水地下水を飲料水に変換するものであり、データセンターにおいて純水製造事業も実施
詳細は以下をご覧ください。
欧州委員会環境総局によるプレスリリース
https://environment.ec.europa.eu/news/ai-data-centre-waste-heat-could-be-used-water-purification-and-carbon-capture-2026-03-30_en
Diaz-Marin, C., D. and Berquist, Z. J. (2025) の論文
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2025/ee/d5ee02676h



