陸域で噴出している天然CO2が及ぼす健康リスクを評価
2011年09月15日
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このレポートの概要によると、調査対象となったイタリアのCO2漏出によってヒトが事故死する確率は年間10-8であると結論づけられており、このリスクは社会的に受容されている他の多くのリスクと比較しても顕著に低いとしています。さらに、CO2貯留サイトからの漏出フラックスは今回対象となった自然の漏出フラックスよりも低いと予想されるため、貯留サイトからの漏出による健康リスクは適切に管理することにより最小限に抑えることが可能と記されています。
詳細はレポートおよび関連ニュースURLをごらんください。
“Assessing the health risks of natural CO2 seeps in Italy” – Jennifer J. Roberts, Rachel A. Wood, and R. Stuart Haszeldine
以下のPNASのサイトで閲覧・入手が可能です。
http://www.pnas.org/content/early/2011/09/09/1018590108.abstract?sid=0f6e5d08-80f8-47af-899d-da5c5f471b7a
関連ニュースURL
http://www.rsc.org/chemistryworld/News/2011/September/13091101.asp
筆者Jennifer Roberts氏のHP(イタリアのサイトの写真も掲載されています)
http://www.geos.ed.ac.uk/homes/s0880270/