Scottish Marine InstituteのCO2漏出による海洋生態系への影響実験が終了
2012年07月10日
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この実験の結果について、SAMSが公表しています。これによると、放出されたCO2により局地的な底質とその上層の海水のpHの低下と、それにともなう海洋生物に対する影響がみられたようです。ウニなどに対しては悪影響を及ぼした一方で、カニなどには影響がない、もしくは引き寄せられたという結果がみられたようです。その様子を動画としても公表しています(下記リンク)。
CO2の放出は停止していますが、今後も引き続き(少なくとも9月までは)監視を継続し、影響を受けた範囲の復元について研究を続ける予定としています。
詳細は以下をご覧下さい。
SAMSによるプレスリリース
http://www.smi.ac.uk/news-room/press-room/co2-leak-experiment-a-success
CO2放出サイトの動画
https://www.youtube.com/watch?v=N_CUdiI5_r4&feature=youtu.be