豪州研究者らCO2を大量に吸収、太陽光により放出するMOFを発見

2013年02月15日

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豪州のMonash大学及びCSIROの研究者により、CO2を大量に吸収し太陽光により放出するスポンジのような働きをする有機金属構造体(MOF)を発見したことを公表しています。この研究論文は2月11日に出版されたAngewandte Chemie誌に掲載されているようです。

この様な物質の発見により、石炭火力発電所からのCO2回収にかかるエネルギー損失の問題を解決できるのではないかと期待されています。

詳細は以下をご覧ください。

Angewandte ChemieのHPに掲載されている論文の概要
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/anie.201206359/abstract

Monash大学によるプレスリリース
http://www.monash.edu.au/news/show/carbon-sponge-could-soak-up-coal-emissions
CSIROによるプレスリリース
http://www.csiro.au/en/Portals/Media/CSIRO-solar-sponge-soaks-up-CO2-emissions.aspx

関連ニュースURL
http://www.sciencedaily.com/releases/2013/02/130212100602.htm
http://au.ibtimes.com/articles/434994/20130214/aussie-scientists-discover-material-absorb-co2-sponge.htm