大統領覚書に基づくEPAによる電力部門CO2排出基準制定スケジュール

2013年08月27日

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オバマ大統領が6月25日に発表した気候変動対策の計画にともない公表された大統領覚書(Presidential Memorandum)により、電力部門からのCO2排出基準の制定をEPAに指示する具体的なスケジュールが示されています。

大統領覚書によると、EPAがすでに提案している新設の発電所に対するCO2基準に基づく新たな提案を2013年9月20日までに実施し、その後速やかに最終化することを指示しています。

さらに、既存または改修、再築される発電所に対するCO2規制を基準、規則、ガイドラインなどの適切な形で実施することを指示しています。
その提案を2014年6月1日までに、最終化を2015年6月1日までに実施することとしています。

PRIやE&E Publishingなどの関連ニュースは、現時点での各州におけるCO2規制に対する温度差に柔軟に対応することや、業界や議会からの反対意見の調整など、EPAが抱える課題は多いと報じています。

詳細は以下をご覧ください。

大統領覚書”Power Sector Carbon Pollution Standards”
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2013/06/25/presidential-memorandum-power-sector-carbon-pollution-standards

関連ニュース
http://www.pri.org/stories/science/environment/new-epa-chief-faces-challenges-from-congress-industry-14560.html
http://www.eenews.net/stories/1059986135