米国EPA、新設の発電所に対するCO2排出基準(案)を公表
2013年09月24日
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この度公表されたCO2排出基準案は
・新設の大規模天然ガスタービンに対し1,000ポンド(453.6kg)CO2/MWh
・新設の小規模天然ガスタービンに対し1,100ポンド(498.95kg)CO2/MWh
・新設の石炭火力発電所に対し1,100ポンド(498.95kg)CO2/MWh
となっています。
なお、これに関連する報道では、この基準案がCCSを併設しない新設石炭火力発電所を事実上禁止することに対する疑問の声があがっていることを伝えています。
ロイターは、米国公共電力協会(APPA)が今回の提案は新設の石炭火力発電所にCCSを規定する非現実的なものであり、これはこの規制の根拠となるClean Air Actの新規発生源に対する性能基準の規定に適合しないとの考えを示す声明を公表していることを採り上げています。
9月20日に公開された新設発電所のCO2排出基準案
http://www2.epa.gov/carbon-pollution-standards/2013-proposed-carbon-pollution-standard-new-power-plants
EPAによるプレスリリース
http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/0/da9640577ceacd9f85257beb006cb2b6!OpenDocument
APPAによる排出基準案に対する声明
http://www.publicpower.org/files/Newsroom/APPA[_]Statement[_]on[_]NSPS[_]for[_]New[_]Plants.docx
関連ニュースURL
http://www.reuters.com/article/2013/09/20/us-usa-energy-emissions-analysis-idUSBRE98J0Q620130920
http://www.washingtonpost.com/blogs/wonkblog/wp/2013/09/19/will-coal-survive-the-epas-new-carbon-rules/
http://www.platts.com/latest-news/electric-power/washington/obama-rule-would-block-new-coal-plants-lacking-21585874