ETIが英国におけるCCS適用の展望に関する報告書を公表
2015年03月20日
英国政府が設立した産学官共同エネルギー研究機関であるEnergy TechnologyInstitute(ETI)が、英国におけるCCS適用の展望に関する報告書
“Carbon capture and storage – Building the UK carbon capture and storage
sector by 2030 – Scenarios and actions”を公表しました。
主要な結論は以下の3点です。
- 2030年までに英国で10GW規模のCCS部門を構築することは可能である。
- 連携クラスターと貯留ハブを開発することにより、2030年には発電所及び工場から約5000万トンのCO2を回収することが可能である。
- CCSにより低炭素エネルギーのコストを削減できる。また、それ以外にもCCSは工場から排出されるCO2を回収できるので、低炭素ガスやバイオエネルギーと組み合わせた「ネガティブエミッション」を促進することができる。
詳細は以下をご覧ください。
ETIによるプレスリリース
http://www.eti.co.uk/the-uk-can-build-10-gw-of-carbon-capture-and-storage-by-2030-cutting-the-costs-of-meeting-carbon-targets-and-safeguarding-jobs-in-key-energy-intensive-industries/
報告書の入手は以下より可能です。
http://www.eti.co.uk/carbon-capture-and-storage-building-the-uk-carbon-capture-and-storage-sector-by-2030/