英国ETI、既存のCO2回収技術でも経費削減可能とする報告書を発表

2016年05月31日

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英国のEnergy Techonologies Institute(ETI)は、既存のCO2回収技術でも、連続的に実施することにより最大45%の経費削減が可能であることを示す分析結果が得られたことを、最新レポート「Reducing the costs of CCS: Developments in capture plant technology」で発表しています。さらに、これはCO2回収の新技術の開発によって見込まれる経費削減率を上回るとしています。


ETIのプレスリリースによると、この経費削減は主に「規模の経済」、設備の共有や実施を通じたリスク低減によるもので、確立された技術を少数の大規模プラントで連続的に使用することが、CCSのコスト低減のひとつの方法となることを提案しています。


詳細は以下をご覧ください。

ETIによるプレスリリース
http://www.eti.co.uk/existing-technology-and-a-co-ordinated-co-located-series-of-deployments-can-cut-ccs-costs-new-eti-report/

レポートの入手先
http://www.eti.co.uk/wp-content/uploads/2016/05/Capture-Plant-Insight-MP2.pdf?dl=1