米国ユタ州で、地下のCO2が約10万年間漏洩していないことを確認
2016年08月05日
Utah State UniversityやUniversity of Cambridgeの研究者らが、米国のユタ州の地下で自然に蓄積され約10万年にわたり封じ込められているCO2が、キャップロックを腐食することなく、漏洩もしていないことを確認しました。この結果を示す論文は、学術誌Nature Communicationsで公表されています。これまで気候変動を避けるために必要と考えられていた「1万年以上」というCO2の貯留期間よりも大幅に長期間の貯留が可能であることが明らかとなり、注目されています。
詳細は以下をご覧ください。
論文”Observational evidence confirms modelling of the long-term integrity of CO2-reservoir caprocks”
http://www.nature.com/ncomms/2016/160728/ncomms12268/full/ncomms12268.html
Utah State Universityによるプレスリリース
https://www.usu.edu/today/?id=56016
関連ニュース
https://www.sciencedaily.com/releases/2016/07/160728100935.htm
http://news.hjnews.com/allaccess/usu-professor-finds-potential-long-term-success-in-co-capturing/article_c1d20ee3-4dd4-51a0-affd-ab662af2f045.html