米国PNNL、玄武岩中でのCO2の鉱物固定、2年間のモニタリングで実証された新たな事例

2016年11月28日

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米国のPacific Northwest National Laboratoryの研究者らが、玄武岩中へ超臨界CO2を圧入し、その後2年間のモニタリングで短期間での鉱物固定を実証しました。その成果を以下の論文で公表しています。

学術誌Environmental Science and Technology Letters “Field Validation of Supercritical CO2 Reactivity with Basalts”
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.estlett.6b00387

6月にもアイスランドのCarbFixプロジェクトで同様の実証の成果が公表されていますが、CarbFixプロジェクトではCO2を一度水に溶かしているのに対し、今回の実証では希釈していない超臨界CO2を直接圧入している点で異なります。また、CO2の圧入量もCarbFixプロジェクトは合計約250トンだったのに対し、今回は1000トンの規模で実施しています。

詳細は論文又は以下をご覧ください。

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http://www.huffingtonpost.co.uk/entry/carbon-dioxide-can-be-turned-into-rock-in-just-two-years_uk_583320dfe4b09025ba330d12

http://www.zmescience.com/ecology/co2-trapped-volcanic-basalt-24112016/