ノルウェーのGassnovaがCO2回収の検討を3社で継続
2017年05月02日
ノルウェー国有のCCS企業であるGassnovaが、2016年7月から実施していたCO2回収のフィージビリティスタディの結果を受け、Norcem(セメント製造)、Yara(アンモニア製造)、Klemetsrudanlegget(エネルギー回収)の3社すべてを候補として残し、CO2回収施設の詳細な検討の段階に進めることを公表しています。Gassnovaのプレスリリースによると、詳細な検討には、より正確な費用の見積もりを含めるとしています。フルスケールプロジェクト決断は2018年の秋に予定され、ノルウェーの国会による投資判断は2019年の春に可能となるとしています。
先日配信したAker SolutionsによるCO2回収プロジェクトの概念検討の契約は、今回残留が決定した候補のうちの2社の検討を実施するものです。
詳細は以下をご覧ください。
Gassnovaによるプレスリリース
http://www.gassnova.no/en/klemetsrudanlegget-norcem-and-yara-to-continue-studying-carbon-capture