米国EPAがUICプログラムのクラスVI坑井の第1位法施行責任をNorth Dakota州に付与する提案

2017年05月11日

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米国EPAは、UICプログラムのCO2貯留用の坑井であるクラスVI坑井に対する第1位法施行責任(Primacy)をNorth Dakota州に付与する方針であることを公表し、これに対するパブリックコメントを募集しています。

North Dakota州は2013年にクラスVI坑井の第1位法施行責任を得るための申請をしていました。

abc newsは、クラスVI坑井の第1位法施行責任を州が得ることを承認する初めてのケースと伝えています。また、申請の承認をEPAに働きかけていたNorth Dakota州の上院議員であるHeitkamp氏のプレスリリースでは、この承認がRed Trail EnergyとNorth Dakota大学のEnergy & Environmental Research Centerが共同で実施するプロジェクト(エタノール製造におけるCCSの実施)を前進させることにも言及しています。

詳細は以下をご覧ください。

EPAによるパブリックコメント募集のための提案文書
https://www.epa.gov/uic/state-north-dakota-underground-injection-control-program-class-vi-primacy

上院議員Heitkamp氏によるプレスリリース
https://www.heitkamp.senate.gov/public/index.cfm/press-releases?ID=7EAA7665-42F4-4A99-81D8-308FB9F48D7E

North Dakota州からのPrimacy申請文書(2013年)
https://www.dmr.nd.gov/oilgas/GeoStorageofCO2.asp

関連ニュース
http://abcnews.go.com/US/wireStory/epa-signs-off-north-dakota-regulation-co2-wells-47304353
https://www.nytimes.com/aponline/2017/05/09/us/ap-us-north-dakota-co2-regulation.html