米国アイダホ国立研究所の研究者、回収CO2から効率的に合成ガスを製造する手法を開発
2017年12月19日
米国DOEのアイダホ国立研究所の研究者らが、極性の切り替えが可能な溶媒を用いた、回収CO2の電気化学的還元による効率的な合成ガス(水素と一酸化炭素の混合ガス)の製造手法を開発し、この手法に関する論文がGreen Chemistryに掲載されました。Science Dailyの記事によると、合成ガスの製造に必要な炭素をCO2から再利用する際に、これまでは高温高圧下での還元が必要であったが、今回開発された手法で用いる溶媒ではCO2が溶解しやすいため、回収CO2を合成ガスに変換する電解セルに直接導入できるため、効率が向上するとのことです。
詳細は以下をご覧ください。
論文の入手先
http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2018/gc/c7gc03069j#!divAbstract
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https://www.sciencedaily.com/releases/2017/12/171215094446.htm