三菱重工、ロシアの化学大手メタフラックス社向けにCO2回収技術ライセンス供与契約を締結

2018年01月04日

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三菱重工(MHI)は、ロシアの化学会社大手であるメタフラックス社(PJSC Metafrax)向けに、CO2回収装置の技術ライセンス供与契約を締結したことを公表しました。
MHIのプレスリリースによると、このCO2回収装置は、メタノール製造施設の副生物からアンモニアと尿素およびメラミンを製造するためのもので、回収能力は1,200トン/日であり、2021年の完成を予定しています。なお、スイスのエンジニアリング会社であるカサレ社(Casale SA)を通じて受注しているため、CO2回収技術のライセンスをMHIからカサレ社に供与し、サブライセンスをカサレ社からメタフラックス社に供与する形をとるようです。

詳細は以下をご覧ください。


三菱重工によるプレスリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/1712255913.html

関連ニュース
http://www.zaikei.co.jp/releases/570369/

http://www.asiaone.com/business/mhi-license-co2-capture-technology-major-russian-chemical-company-metafrax