英国BEISの第1回CCUS協議会でPale Blue DotがCO2輸送貯留ビジネスモデルを発表

2018年02月01日

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英国のビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)が1月30日に開催した第1回CCUS協議会(Council on Carbon Capture Utilization and Storage)で、Pale Blue Dotに委託したCO2輸送貯留のためのビジネスモデルに関する発表が行われたことを、Utility Weekが報じています。

Utility Weekの記事によると、CO2輸送貯留のためのビジネスモデルについて、Pale Blue Dotは、明確な商業モデルがない現状では、民間組織はCO2の輸送貯留を開発することが難しく、国や公共団体が主体となって始動させる方が良いとする提案をしたようです。

なお、BEISは、昨年10月に公表したClean Growth Strategyに基づき、今後、英国におけるCCUSの実施と投資モデルに関する評価を予定しています。また、CCUS Cost Challenge Taskforceも設置しており、今夏にはこのTaskforceの計画も示される予定です。

詳細は、以下をご覧ください。

Pale Blue DotによるCO2輸送貯留のためのビジネスモデル
サマリーレポート
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/677721/10251BEIS_CO2_TS_Business_Models_FINAL.pdf

付属資料
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/677722/10251BEIS_CO2_TS_Business_Models_Appendix_FINAL.pdf

CCUSのコスト低減に向けたBEISの取り組み
「Re-affirming our commitment to deploying CCUS in the UK subject to cost reduction」
https://www.gov.uk/guidance/uk-carbon-capture-and-storage-government-funding-and-support

関連ニュース
https://utilityweek.co.uk/public-owned-body-best-option-carbon-capture-lift-off/