米国議会、CO2隔離による税額控除の拡張のための法案(45Q法案)を含む予算割り当て法案が成立

2018年02月13日

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米国議会において、CO2隔離による税額控除の拡張のための法案(45Q法案)を含む、予算割り当て法案(H.R.1892)が上院を通過し、大統領による署名が完了し、法律として成立しました。

成立したのは、CO2-EOR/EGRおよびCO2利用による税額控除を$10/トンから 2026年までに$35/トン(+インフレ調整) 、CO2地中貯留による税額控除を$20/トンから2026年までに$50/トン (+インフレ調整) とする内容となっています。

また、 税額控除を申請できる期間は、施行開始以降で、CO2回収設備の操業開始後12年間 となっています。

詳細は以下をご覧ください。

H.R.1892の概要
https://www.congress.gov/bill/115th-congress/house-bill/1892/text

成立したH.R.1892の本文
https://www.congress.gov/115/bills/hr1892/BILLS-115hr1892enr.pdf

H.R.1892の大統領署名に関するプレスリリース
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/president-donald-j-trump-signs-h-r-1892-law/

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http://www.minotdailynews.com/news/local-news/2018/02/budget-deal-includes-carbon-capture-legislation/