スウェーデンのPreem社、石油精製所からCO2を回収・液化し、ノルウェーの海底下に貯留するプロジェクトを検討
2018年03月02日
スウェーデン最大手の燃料会社であるPreem社が、同社の石油精製所からCO2を回収・液化し、ノルウェー西海岸のCCSハブまで船舶輸送し、海底下に貯留する計画であることが公表されました。CLIMITのプレスリリースによると、同プロジェクトの概念研究 (Preem CCS Prestudy) が2018年の春に開始される予定であり、Preemの石油精製所にCO2回収のための実証プラントが建設可能かどうかを検討するとしています。
また、この研究は、Gassnovaが主導するノルウェーの国家プログラムであるCLIMITから50%の出資を受け、ノルウェーの研究機関であるSINTEFが主導しています。
さらに、SINTEFのサイトでは、ノルウェーが計画するフルスケールCCSプロジェクトとの関連も視野に入れた検討に言及しています。
詳細は以下をご覧ください。
CLIMITによるプレスリリース
http://www.climit.no/en/preem-assesses-carbon-capture-from-lysekil-refinery
Preem CCS Prestudyに関するSINTEFのサイト
https://www.sintef.no/en/projects/preem-ccs/