カナダの研究者ら、大気中のCO2を回収するマグネサイトの効率的な生成方法を開発

2018年08月30日

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米国ボストンで開催されたGoldschmidt会議で、カナダの研究者らにより、マグネサイト(MgCO3)を自然界での生成よりも短期間で人工的に生成する方法を発見したことが報告されました。

自然界におけるマグネサイトの生成では、約1トンのマグネサイトが生成される過程で約0.5トンのCO2が大気中から回収されるとしていますが、このプロセスには数百年から数千年かかります。今回発見されたポリスチレンの微粒子を触媒として用いる方法により、わずか72日間でマグネサイトの生成が可能とのことです。
今後の発展により、大気中のCO2の隔離技術として利用されることが期待されています。

詳細は、以下をご覧ください。

サマリーの閲覧先
https://goldschmidt.info/2018/abstracts/abstractView?id=2018001242

関連ニュース
https://www.sciencedaily.com/releases/2018/08/180814162608.htm

https://www.sciencealert.com/scientists-make-natural-mineral-magnesite-to-scrub-carbon-dioxide-co2

https://www.i4u.com/2018/08/129300/scientists-create-mineral-removes-carbon-dioxide-atmosphere