SaskpowerのShand発電所におけるCCS適用フィージビリティスタディの報告書公表
2018年11月30日
カナダのInternational CCS Knowledge Centreは、Saskpower社のShand発電所における、CCS適用のフィージビリティスタディの結果を示す報告書を公表しました。フィージビリティスタディの結果、Boundary Dam 3と比較して、CO2回収にかかる資本コストは1トンのCO2当たり67%減(均等化CO2回収コスト:US$45/トン)、発電所の統合にかかる資本コストは92%削減できる可能性があるとしています。
また、これまでよりも低い負荷率でも90%を超えるCO2回収率を実現することが可能となることも示唆しており(62%の電力負荷で最大97%のCO2回収率が可能)、負荷変動のある再生可能エネルギーとCCSが統合できる可能性を示しています。
詳細は以下をご覧ください。
“The Shand CCS Feasibility Study Public Report” 報告書の入手先
https://ccsknowledge.com/pub/documents/publications/Shand%20CCS%20Feasibility%20Study%20Public%20_Full%20Report_NOV2018.pdf
レポート概要”Summary for Decision Makers”の入手先
https://ccsknowledge.com/pub/documents/publications/Summary%20for%20Decision%20Makers%20on%20Second%20Generation.pdf
International CCS Knowledge Centreによるプレスリリース
https://ccsknowledge.com/news/cost-of-capturing-co2-drops-67-for-next-carbon-capture-plant
関連ニュース
https://www.newswire.ca/news-releases/cost-of-capturing-co2-drops-67-for-next-carbon-capture-plant-701415191.html