米国の両院でCO2利用や大気中からのCO2直接回収の研究開発を支援する法案を提出
2019年02月28日
米国の上院の環境・公共事業委員会(U.S. Senate Committee on Environment and Public Works) の議長であるBarrasso議員は、CO2の利用および大気中からの直接回収の研究開発の支援に関する法案であるUSE IT Act(S.383)を提出しました。同様の法案が前会期(第115議会)においても提出されていましたが、成立には至らず、今会期(第116議会)で再度提案されました。
また、下院でも同様のUSE IT Act(H.R.1166)が提案されています。
USE IT Actの正式名称は、「Utilizing Significant Emissions with Innovative Technologies Act」であり、CO2利用および大気中からの直接回収の研究開発の支援を通して、CCUS設備およびCO2輸送パイプラインの建設と開発の促進を目的としています。
詳細は以下をご覧ください。
上院に提出されたUSE IT Act(S.383)
https://www.congress.gov/bill/116th-congress/senate-bill/383
下院に提出されたUSE IT Act(H.R.1166)
https://www.congress.gov/bill/116th-congress/house-bill/1166/
上院の環境・公共事業委員会によるプレスリリース
https://www.epw.senate.gov/public/index.cfm/press-releases-republican?ID=A6871F9E-F13B-48E4-82A0-74D983B6902D
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https://www.gasworld.com/carbon-capture-coalition-commends-new-legislation-/2016640.article