CCSによるネガティブエミッション燃料の実現に向け、VelocysとOxy Low Carbon Venturesが協定を締結

2019年10月15日

Velocysは、米国Mississippi州のNatchezで計画しているBayou Fuels biomass-to-fuelsプロジェクトで排出されるCO2を回収し、安全に地中貯留するために、Oxy Low Carbon Venturesと協定を締結したことを発表しました。

Bayou Fuelsプロジェクトは、Velocys社独自のフィッシャー・トロプシュ法を使用して、廃木質バイオマスを大型トラック用ディーゼルや持続可能な航空燃料などの輸送燃料に転換するプロジェクトです。

Velocysのプレスリリースによると、同プロジェクトでCCSを実施することにより、輸送用燃料のネガティブエミッションを実現する世界初のプロジェクトとなるとしています。また、カリフォルニア州のLow Carbon Fuels Standardや45Q税額控除からの収入も見込めるとしています。

詳細は以下をご覧ください。

Velocysによるプレスリリース
https://www.velocys.com/2019/10/10/negative-emission-fuel-agreement/

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https://www.energylivenews.com/2019/10/10/could-us-carbon-capture-project-promise-negative-emission-fuels/