米国Wyoming州、CCUSプロジェクトを助成する法案が下院通過

2020年03月10日

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ワイオミング州議会下院は、ワイオミング州の住民からの電気料金を通じてCO2回収プロジェクトを助成する法案「HB200」を可決しました。下院を通過後、同法案は上院で審議されることとなります。

同法案では、この他に、電力会社に対し、指定された割合の電力を「出力調整可能(dispatchable)」かつ「低炭素(low-carbon)」で発電することを求める要件が含まれています。さらに、「低炭素」な電力の定義を、 CCUS技術を使用して、1メガワット時の発電あたりのCO2排出が年間平均650ポンド(約295kg)以下となる電力としています。

詳細は以下をご覧ください。

Wyoming州法案:House Bill 200の本文
https://wyoleg.gov/2020/Engross/HB0200.pdf 


Wyoming州法案:House Bill 200の概要
https://wyoleg.gov/Legislation/2020/HB0200

https://www.wyofile.com/stripped-of-1b-limit-gordon-carbon-capture-bill-clears-house/