米国Wyoming州のCO2パイプラインルートの計画に関する環境影響評価書ドラフトを公表

2020年04月27日

米国内務省土地管理局(BLM)は、Wyoming Pipeline Corridor Initiative(WPCI)に関する環境影響評価書(EIS)のドラフトを公表しました。

Wyoming Pipeline Corridor Initiativeはワイオミング州政府による、私有地、州、およびBLMが管理する土地をまたがる約2,000マイル(約3,220 km)のCO2パイプラインルートの敷設を提案するもので、ドラフトEISにおいてその適切性を検討するとのことです。
本イニシアチブの主な目的は、CO2-EORに適した既存の油田とCO2源を接続できるパイプラインの将来的な敷設を想定した経路用地を確保することです。

このドラフトEISの公表に伴い、プロジェクトに関する90日間のパブリックコメント募集期間が開始されました。

詳細は以下をご覧ください。

米国内務省土地管理局(BLM)によるプレスリリース
https://www.blm.gov/node/21567

ドラフトEISの入手先(約26.6MB)
https://eplanning.blm.gov/epl-front-office/projects/lup/1502028/20016413/250021876/Wyoming_Pipeline_Corridor_Initiative_WPCI_Draft_EIS.pdf 

関連ニュース
https://www.wyomingpublicmedia.org/post/co2-pipeline-network-aimed-supporting-carbon-capture-moves-forward#stream/0