スウェーデンのPreem CCSプロジェクト操業開始

2020年06月04日

スウェーデン最大手の燃料会社であるPreemは、CO2を回収しノルウェー海底下に貯留するパイロットプロジェクト「Preem CCSプロジェクト」の操業を開始したことを公表しています。
このプロジェクトでは同社の石油精製所に位置する水素プラントからCO2を回収し、一時貯蔵、輸送、そして貯留までのすべての工程を実施します。また、Preemは、他企業が当該技術を利用してCO2削減に役立てられるよう、同プロジェクトの結果を公表するとしています。

このプロジェクトは、Preem、Aker Solutions、Chalmers University of Technology、Equinor、そして、ノルウェーの研究機関であるSINTEFが共同で実施するプロジェクトです。

詳細は以下をご覧ください。

Preemによるプレスリリース
https://preem-en.newsroom.cision.com/releasedetail.html?launch-of-sweden-s-largest-carbon-capture-and-storage-plant&releaseIdentifier=47E110FF2169BE1C

Aker Solutionsによるプレスリリース
https://www.akersolutions.com/news/news-archive/2020/aker-solutions-starts-ccs-test-program-at-preem-refinery-in-sweden/

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https://www.prnewswire.co.uk/news-releases/launch-of-sweden-s-largest-carbon-capture-and-storage-plant-801623131.html