Equinor、新たな水素+CCSプロジェクト「H2H Saltend」プロジェクトを始動
2020年07月16日
Equinorは、英国のHumber地域において、天然ガスから水素を製造し、CCSも実施する大規模設備の開発及び脱炭素化産業クラスター計画を始動することを公表しました。本プロジェクトは「Hydrogen to Humber Saltend(H2H Saltend)」と呼ばれ、Zero Carbon Humberの一環として実施されます。
プロジェクトは、Saltend Chemicals Parkに位置し、世界最大規模のCO2回収を伴う600MWのオートサーマル改質器(ATR)により、天然ガスから水素を製造することから開始する計画です。これにより、Saltend Chemicals ParkにおけるCO2の年間排出量を約90万トン削減できるとしています。
なお、回収したCO2は、パイプラインにより輸送され、北海南部の海底下のEndurance帯水層に貯留する計画です。
プロジェクトの最終投資判断は2023年に実施され、2026年までに製造開始する計画となっています。
詳細は以下をご覧ください。
Equinorによるプレスリリース
https://www.equinor.com/en/news/plan-for-world-leading-clean-hydrogen-plant-in-the-uk.html
H2H Saltendプロジェクトのサイト
https://www.equinor.com/en/what-we-do/h2hsaltend.html
関連ニュース
https://www.edie.net/news/8/Equinor-to-deliver-world-s-first-at-scale-hydrogen-from-carbon-capture-plant-in-Hull/