韓国科学技術院(KAIST)、CO2利用技術の初期段階評価のための枠組みを公表

2020年07月17日

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韓国科学技術院(KAIST)の研究者らは、新たに開発されるCO2利用技術の初期段階評価のための枠組みを示す研究結果を公表しました。

公表されたCO2利用技術の初期段階評価のための枠組みは、3ステップの手順で実施され、技術成熟度レベル(TRLs)が低いものも含む非常に多くのCO2利用技術の候補から、最も有望な技術を特定するために絞り込むことができるとしています。これにより、新たな技術の研究開発のための人的資源や資金を効率的に投入することができるとしています。

本研究はドイツのRWTH Aachen Universityの研究者らと共同で実施し、その成果は学術誌Green Chemistryに掲載されています。

詳細は以下をご覧ください。

論文(概要)
Roh, K., et al. (2020) ‘Early-stage evaluation of emerging CO2 utilization technologies at low technology readiness levels’, Green Chemistry.

https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2020/GC/C9GC04440J#!divAbstract

KAISTによるプレスリリース
http://news.kaist.ac.kr/newsen/html/news/?mode=V&mng_no=8790

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