Equinor、Total、Gassnova、Gassco、CO2が気体・液体のどちらの状態でも輸送できるCO2パイプラインを研究
2020年11月12日
Equinorは、Total、Gassnova、Gasscoと共同で、CO2が気体・液体のどちらの状態でも輸送できるCO2パイプラインを研究することを明らかにしました。Equinorは、1996年からSleipnerにおいて、2009年からは SnøhvitにおいてCO2を輸送してきましたが、それぞれCO2の状態は気体または液体のどちらかの状態での輸送でした。そこで、PorsgrunnにあるEquinorの研究施設を、700万NOKかけてCO2輸送の試験施設に改装し、研究が実施されます。EquinorのPorsgrunnの研究施設は、1997年に建設されたもので、油、ガス、水を同じパイプラインで輸送する多相流体輸送の試験を実施していました。パイプラインの長さは200メートルで、CO2輸送の試験施設としては世界最大としています。
この研究は、パイプラインルートや利用できる貯留層の決定にも重要な知見をもたらすとしており、Northern LightsプロジェクトのCO2輸送・貯留の改善にも貢献するとしています。
詳細は以下をご覧ください。
Equinorによるプレスリリース
https://www.equinor.com/en/news/20201030-co2-transport-porsgrunn.html