ExxonMobil、米国テキサス州Houstonにおける"CCS Innovation Zone"構想を発表

2021年05月10日

ExxonMobilは、米国テキサス州Houstonに”CCS Innovation Zone”を創生すると提案しました。同社は、”CCS Innovation Zone”構想のために政府、民間企業、学術界、地域社会が大規模に協力するべきであると主張しています。またテキサス州Houstonには多数の大規模産業排出源があり、近くに存在するメキシコ湾の地質構造には大量のCO2を貯留可能であり、本構想に最適な場所とのことです。

ただし、”CCS Innovation Zone”構想には巨額の投資が必要となるため、産業界と政府の共同支援が必要で、投資額は合計1,000億ドル以上になると見込まれています。
本プロジェクトにより2030年までに年間約5,000万トンのCO2が回収・貯留でき、2040年までには1億トンのCO2が回収・貯留できる可能性があるとしています。

詳細は以下をご覧ください。

ExxonMobilによるプレスリリース
https://energyfactor.exxonmobil.com/insights/partners/houston-ccs-hub/

https://exxonmobil.co/3qErsUg

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https://www.houstonchronicle.com/business/energy/article/Exxon-Floats-100-Billion-Government-Backed-16114009.php