韓国のSKイノベーション、SKエネルギー、韓国石油公社、韓国における中規模CCSプロジェクトの開発に参画
2021年06月07日
記事カテゴリ:
韓国政府は、2030年までに年間400万トン以上のCO2を回収するCCSの構築を目指し、その第一段階として2022年6月に天然ガス生産終了が予定されている東海ガス田を利用したCCSプロジェクトの推進を計画しています。
SKイノベーションのプレスリリースによると、2025年から年間40万トンのCO2を回収・輸送し、東海ガス田に貯留する構想であり、政府主導で実施される初の中規模CCSプロジェクトとして業界からの期待も高まっているとしています。SKイノベーションとSKエネルギーは、CO2の回収技術関連モデル等を開発し、韓国石油公社と他の民間企業は輸送・貯留モデルの開発を担当するとしています。
なおSKイノベーションは、今後も政府主管のCCSプロジェクトに継続的に参加し、CCS事業を拡大する計画であることも明らかにしています。
詳細は以下をご覧ください。
SK Innovationによるプレスリリース(韓国語)
https://skinnonews.com/archives/84284
関連ニュース
https://maritime-executive.com/article/korea-to-demonstrate-carbon-capture-and-storage-in-offshore-gas-field