三菱重工エンジニアリング、英国のDraxバイオマス発電所におけるCO2回収技術ライセンスの長期使用で契約締結

2021年06月17日

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三菱重工エンジニアリング(MHIENG)と英国の大手電力会社Draxは、英国North Yorkshire州のDraxのバイオマス発電所からCO2を回収するBECCSプロジェクトにおいて、MHIENG 独自のCO2回収技術「Advanced KM CDR ProcessTM」を長期使用することで合意し、契約を締結したと公表しました。

MHIENGとDraxは、2020年秋からバイオマス発電所を対象にCO2回収パイロット試験を実施していました。同社は、CO2回収ライセンスの供与、プロセス設計およびEPC(設計・調達・建設)支援を行うほか、吸収液の供給なども担うとしています。

Draxにとって初となる商用規模のBECCSユニットは、2024年中にバイオマス発電所内での建設を開始し、早ければ2027年にも操業を開始する予定としています。このユニットは年間約800万トン以上のCO2回収が可能であり、世界最大規模となります。

MHIENGによるAdvanced KM CDR ProcessTMは、MHIENGと関西電力株式会社(KEPCO)が共同開発したものです。MHIENGがこれまで納入した商用のCO2回収プラント13基全てで採用されているアミン吸収液「KS-1TM」に技術改良を加えた「KS-21TM」が採用されています。本プロジェクトは、「KS-21TM」の商用における実用化第一号としています。

詳細は以下をご覧ください。

三菱重工によるプレスリリース
https://www.mhi.com/jp/news/210610.html

Draxによるプレスリリース
https://www.drax.com/press_release/drax-and-mitsubishi-heavy-industries-sign-pioneering-deal-to-deliver-the-worlds-largest-carbon-capture-power-project/

関連ニュース
https://www.chemistryworld.com/news/drax-plant-to-use-misubishis-carbon-capture-technology-in-pursuit-of-negative-emissions/4013842.article