三菱造船、川崎汽船、日本海事協会が“CC-Ocean”プロジェクトの実証を開始
2021年08月17日
三菱造船、川崎汽船および日本海事協会が共同で実施する洋上用CO2回収装置検証試験“CC-Ocean”プロジェクトにて、CO2回収小型デモプラントの搭載工事が完了したため、実証を開始すると公表しました。“CC-Ocean”プロジェクトは、国交省の海洋資源開発関連技術高度化研究開発事業の対象プロジェクトであり、陸上プラント用のCO2回収装置を洋上用に転用し、小型のCO2回収デモプラントを実船へ搭載、試験運転および計測を実施することとしています。さらに、川崎汽船運航の東北電力株式会社向け石炭運搬船“CORONA UTILITY”へCO2回収小型デモプラントの搭載が完了したことも発表しています。洋上用の小型CO2回収デモプラントでは、液体アミンを用いた化学吸収法を採用しています。
詳細は以下をご覧ください。
三菱重工業によるプレスリリース
https://www.mhi.com/jp/news/21080501.html
CC-OCEANプロジェクトの紹介資料
https://www.jasnaoe.or.jp/lecture/pdf/e.210224.03.pdf