オーストラリアSantos、Moomba CCSプロジェクトによる炭素クレジット創出の申請が承認され、最終投資決定を発表
2021年11月04日
SantosとジョイントベンチャーのパートナーであるBeach Energyは、南オーストラリア州で計画されている2億2000万豪ドル(約188億6,500万円、1豪ドル=85.75円換算)のMoomba CCSプロジェクトへ最終投資決定(FID)を下したと発表しました。 操業開始は2024年を目指しています。Santosは、Moomba CCSプロジェクトによるオーストラリア政府の炭素クレジット創出申請が承認されたことも認めており、25年間のクレジット期間が得られたとしています。
このプロジェクトは年間170万トンのCO2を貯留する計画で、操業期間中のコストはCO2 1トンあたり6?8米ドル、ライフサイクル全体のコストはCO2 1トンあたり24米ドル未満となると予測しています。
SantosはMoombaCCSプロジェクトの66.7%の権利を持っており、事業主となっています。残りの33.3%の権利はBeach Energyが保有しているとしています。
詳細は以下をご覧ください。
Santosによるプレスリリース
https://www.santos.com/news/santos-announces-fid-on-moomba-carbon-capture-and-storage-project/
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https://www.smh.com.au/business/companies/santos-approves-220m-moomba-carbon-storage-after-federal-approval-of-handout-20211101-p5952i.html