ExxonMobil、米国Texas州Baytownで世界最大規模のCCSを実施するブルー水素製造プラントの計画を発表

2022年03月28日

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ExxonMobilは、Texas州Baytownの石油精製・石油化学サイトにおいて、水素製造プラントと世界最大規模のCCSプロジェクトを計画していると公表しました。

今回提案された水素製造プラントは、天然ガスを原料にCCSを併用することで、1日あたり最大10億立方フィートのブルー水素を製造する計画となっています。このプロジェクトのCCSインフラは、年間最大1,000万トンのCO2を輸送・貯留することが可能であり、ExxonMobilが現在有する容量を2倍以上とするものです。

Baytownのオレフィンプラントにおいて燃料として水素を使用すると、CO2排出量を最大30%削減できると見込まれています。このプロジェクトの評価及び計画は進行中であり、利害関係者のサポートや、規制上必要な許可の取得、及び市場条件次第ではあるが、最終的な投資決定は2?3年以内に予定されているとしています。

詳細は以下をご覧ください。

ExxonMobilによるプレスリリース
https://corporate.exxonmobil.com/News/Newsroom/News-releases/2022/0301_ExxonMobil-planning-hydrogen-production-carbon-capture-and-storage-at-Baytown-complex

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https://www.reuters.com/business/sustainable-business/exxon-plans-hydrogen-carbon-capturestorage-plant-near-houston-2022-03-02/