BPとLinde、Lindeの既存水素製造施設におけるCCSプロジェクトの計画を発表
2022年05月23日
BPとLindeは、California州にあるLindeの既存施設での低炭素水素生産を可能にするCCSプロジェクトの計画を発表しました。 この開発は、他の産業施設から回収されたCO2の貯留も担う計画で、Texas湾岸にある産業の大規模な脱炭素化を促進するとしています。このCCSプロジェクトは、Houston地域にあるLindeの水素製造施設や他の施設からCO2を回収・貯留し、低炭素水素を生産する計画です。 低炭素水素は長期契約の下でLindeの水素パイプラインネットワークを通じて顧客に販売され、低炭素化学物質と燃料の生産に使用されます。
プロジェクトの一環として、BPはCO2を恒久的に隔離するための貯留サイトを評価、開発、許可取得を実施する予定です。早ければ2026年の操業開始が見込まれており、最終的には複数の貯留サイト(陸域)において年間最大で計1,500万トンを貯留できるようになるとしています。
詳細は以下をご覧ください。
BPによるプレスリリース
https://www.bp.com/en/global/corporate/news-and-insights/press-releases/bp-and-linde-plan-major-ccs-project-to-advance-decarbonization-efforts-across-texas-gulf-coast.html
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https://www.upstreamonline.com/energy-transition/bp-and-linde-team-up-on-major-carbon-capture-project-for-us-gulf/2-1-1220598