ノルウェー政府、新たなCO2圧入・貯留のための沖合の区画への申請事業者を公表

2022年06月23日

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ノルウェーのMinistry of Petroleum and Energyは、CO2圧入・貯留の許可申請を受け付ける新たな1件の沖合の区画を4月8日に公表しており、この度申請の締め切り(6月1日)を迎えたため、この許可申請受付へ申請した3事業者を以下の通り公表しています。
・CapeOmega AS
・TotalEnergies EP Norge AS
・Wintershall Dea Norge AS
 
今回申請を受け付けた北海に位置する沖合区画について、ノルウェー政府のプレスリリースによると、2022年の後半には許可(ライセンス)を付与する事業者が決定される予定となっています。

なお、ノルウェー政府のMinistry of Petroleum and Energyは、2021年9月にもバレンツ海と北海の一区画ずつを対象に許可申請を受け付けていましたが、4月6日に北海の区画のライセンスはEquinor ASAに、バレンツ海の区画のライセンスはEquinor ASA、Horisont Energy AS及びVår Energi ASに付与されたと公表しています。

詳細は以下をご覧ください。

新たなCO2貯留のための区画に関する許可の申請事業者に関するノルウェー政府プレスリリース(2022年6月8日発表)
https://www.regjeringen.no/en/aktuelt/three-applications-for-permits-to-store-co2-in-the-north-sea/id2917885/

新たなCO2貯留のための区画に関する許可申請受付に関するノルウェー政府プレスリリース(2022年4月8日発表)
https://www.regjeringen.no/en/aktuelt/announcement-of-new-co2-storage-area/id2907975/

関連ニュース
https://www.upstreamonline.com/energy-transition/three-companies-apply-for-carbon-capture-permits-in-norway-s-north-sea/2-1-1236073

前回のCO2貯留のための区画に関する申請の結果に関するノルウェー政府によるプレスリリース(2022年4月6日発表)
https://www.regjeringen.no/en/aktuelt/two-licenses-under-the-carbon-storage-regulations-awarded-on-the-ncs/id2907318/