オーストラリア産業・科学・エネルギー資源省、GHG貯留探査のためのGHG鉱区の落札結果の一部を発表

2022年09月01日

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オーストラリアの産業・科学・エネルギー資源省は、GHG貯留のための探査が可能となる沖合5区画のGHG鉱区開放(Acreage Release)を発表していましたが、そのうち2区画の落札結果を公表しました。

それぞれの落札者は以下の通りです。

◎Bonaparte Basin(Northern Territory準州)の1区画の落札者
INPEX、Woodside Energy及びTotalEnergies CCS Australiaによる共同事業体(ボナパルトCCS評価共同事業体)

◎Browse Basin(Northern Territory準州)の1区画の落札者
Woodside Energy

残る、Bonaparte Basin(Northern Territory準州)の1区画とNorthern Carnarvon Basin(Western Australia州)の2区画の落札者についても、近日公表予定としています。

INPEXは、同社子会社の INPEX Browse E&P Pty Ltd (IBEP) を通じて共同事業体として落札しており、落札したBonaparte Basinの1区画は G-7-AP鉱区においてIBEPがオペレーターとして53%の権益を保有するとしています。また、同社が操業するイクシス LNG プロジェクトもこの鉱区におけるCCS機会の活用が想定されているとしています。

詳細は以下をご覧ください。

オーストラリア産業・科学・エネルギー資源省によるプレスリリース
https://www.industry.gov.au/news/2021-offshore-greenhouse-gas-storage-acreage-release-assessment-permits-awarded

INPEXによるプレスリリース
https://www.inpex.co.jp/news/assets/pdf/20220824.pdf

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https://www.oedigital.com/amp/news/498957-inpex-woodside-totalenergies-win-australian-offshore-acreage-for-carbon-capture-studies