Vesta North Carolina、風化作用促進によるCO2除去技術の実証のため住民説明会を開催

2022年11月30日

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CO2除去技術の一つであるCoastal Carbon Captureの実証プロジェクトを計画しているVesta North Carolinaが、North Carolina州のTown of Duckの住民向けの説明会を開催したことをCoastal Reviewが報じています。

同社の実証プロジェクトの計画は、North Carolina州のTown of Duck沿岸において、オリビンサンド(ケイ酸塩鉱物であるカンラン石)の風化作用を促進することでCO2を海洋中に固定するもので、海岸から約460mの海水中に約15,300m3のオリビンサンドを配置する許可取得を申請しています。

Town of Duckの町議会は2月に同計画を支持する意向を表明しており、住民説明会におけるDuck住民も多くがプロジェクトに対しオープンであったようです。

同社は、住民説明会において実証プロジェクトではダイバーと調査ブイによる監視プログラムが含まれていることを住民に保証したとしています。


詳細は以下をご覧ください。

Vestaが実施する実証プロジェクトについて
https://www.vesta.earth/duck


US Army Corps of Engineers (USACE) による通知
https://saw-reg.usace.army.mil/PN/2022/SAW-2022-01747-PN.pdf



Vesta North Carolinaによる許可申請文書
https://drive.google.com/file/d/1TmBi2zrzF3xCgKOxOaaltQL_4eiog5tu/view


Vesta North Carolinaによる環境影響評価
https://tinyurl.com/ye29msjw


関連ニュース
https://coastalreview.org/2022/11/carbon-capture-project-proposed-for-ocean-waters-off-duck/