BASFジャパン、CO2回収技術HiPACTをINPEXの実証試験に提供

2023年03月29日

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BASFジャパンは、日揮グローバルと共同開発したCO2回収技術HiPACT®を、INPEXの「ブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実証試験」に提供することを発表しました。この実証試験は国産の天然ガスを用いたブルー水素・アンモニアの製造、国内枯渇ガス田でのCCUS、更に発電による利用までを一貫して実証する日本初のプロジェクトであり、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業となっています。

HiPACT®は、天然ガスを原料とする水素製造設備から発生するCO2を高効率で分離回収するため適用されます。この施設は日揮が新潟県柏崎市平井地区に建設し、2025年に操業開始予定となっています。回収したCO2は、枯渇ガス田の貯留層に圧入される計画です。

詳細は以下をご覧ください。

BASFジャパンによるプレスリリース
https://www.basf.com/jp/ja/media/news-releases/asia-pacific/2023/02/p-23-143.html

BASFによるプレスリリース
https://www.basf.com/global/en/media/news-releases/2023/02/p-23-143.html

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